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慶応元年創業。気品漂う祇園花街で歩んできた、井澤屋の歴史。

井澤屋の歴史

井澤屋の創業は慶応元年、一八六五年に「初代 清兵衛」が幕末の活気あふれる京都は祇園に暖簾をかまえて以来、約百五十年となります。 明治の頃は「小間物屋」といえば「京の井澤屋」といわれ、全国に名高い店として祇園、京女、着物文化とともに歩んでまいりました。
現在も、代表的な花街である祇園という立地にも恵まれ、全国各地の皆様にご愛顧頂いております。また、お店が歌舞伎発祥の地、南座前にありますことから、梨園の方々にもことのほかご贔屓頂いております。


着物になくてはならない和装小物の美しさを追求し、西陣織・京友禅といった伝統の技を育んだ京都の職人気質とともに、新鮮で艶やかな花街の気品を添えて、 京好み、井澤屋好みのはんなりとした味わいの品々をこれからも皆様におとどけいたします。

鬢様眉心日日新 写真

鬢様眉心日日新
(富岡鉄斎 書)

「毎日新鮮な気持ちで身支度をする」という女性のみだしなみの心得を表したもので、鉄斎より井澤屋に贈られた書です。

写真で見る井澤屋

井澤屋と舞妓(昭和初期)

明治40頃の井澤屋

井澤屋(昭和初期)

夜のショーウィンドウ(昭和初期)

市電乗り場のあった四条通り

南座前ならではの街並